ブログ

Blog

明鏡止水セッション

25年のカウンセリングで見つけた、心を守る「静かな場所」

目次

25年のカウンセリングで見つけた、心を守る「静かな場所」

「悩みの原因は、出来事そのものではなく、その後に続く『思考と感情の渦』にあります」

職場での何気ない一言、家族とのすれ違い、友人との距離感……。 私はこれまで25年ほど、公認心理師・臨床心理士として、医療・教育・産業の現場でさまざまな方の人生に寄り添ってきました。

その中で確信したことがあります。 私たちが苦しいのは、起きた出来事そのもの以上に、頭の中で鳴り止まない「どうして?」「私が悪いの?」という思考と、波立つ感情に、自分自身を乗っ取られてしまうからなのです。

心という鏡が曇り、波立ってしまうと、目の前の景色は歪んで見え、解決の糸口さえ見失ってしまいます。 このセッションが目指すのは、単なる知識の共有ではありません。 25年の臨床経験の中で統合した「決定的な心の理解法」を、今あなたが抱えている具体的な悩み(テーマ)に合わせて、日常生活の知恵へと丁寧に落とし込んでいくことにあります。

思考や感情という「嵐」からそっと離れ、本来のあなたが持っている、鏡のように澄んだ「明鏡止水(めいきょうしすい)」の心を取り戻していきましょう。

◎ 健やかな自分に還るための、三つの「個別実践」

あなたの心身の状態に合わせ、本来の静かな居場所へと戻っていくための深い対話と実践です。

1. 気功:あなたに最適な「心地よい流れ」を見つける
ただ静かに“立つ”ことで、体の中を流れる微細な“気”に意識を向けます。一対一のセッションでは、あなたの体の緊張の癖を見極め、どこに意識を置けば神経系が最も整い、「今」に落ち着けるのかを具体的に探っていきます。

2. 瞑想:今ここにある「音と風景」に、意識を繋ぎ直す
目を閉じて閉じこもるのではなく、目を開けて世界とつながる瞑想です。ただ音を聴き、ただ風景を眺める。一対一で一緒に体験を共有しながら、湧き上がる感情を消そうとせずに見守る「具体的な視点の置き方」を身につけていきます。

3. 内的沈黙:揺らぐことのない「主体」へと還る
音を聴いているのは、誰ですか? 悩みを眺めているのは、誰ですか? 思考や感情という「映像」がどれほど激しく動いても、それを映し出す「スクリーン」そのものは、決して汚れることも揺らぐこともありません。 今あなたが抱えているその悩みを題材に、「映像」から「スクリーン」そのものへ、主導権を戻していく感覚を体験していただきます。

◎ このセッションを通して、あなたに起きること

人間関係の悩みに、飲み込まれなくなる

感情の揺れを「ま、いっか」と受け流せる具体的な余白ができる

忙しない日常の中で、いつでも自分の中の「静けさ」に戻れるコツが掴める

「私は大丈夫」という、揺るぎない安心感が育つ

■ これは、何かを目指すための場所ではありません
誰かの教えを信じたり、立派な人になろうとする必要もありません。 ただ、25年の対話の中で私が見つけ続けてきた、あなたの中にずっとある「静けさの源(ソース)」を、あなただけの物語に寄り添いながら、そっと分かち合うための場所です。

鏡のように澄んだ心。水面のように揺らぎのない意識。 その「明鏡止水」と呼ばれる静けさは、頑張って手に入れるものではなく、余計なものを手放し、ただ「そこにある私」に気づいたときに、自然と現れるものなのです。

【セッション詳細】

形式: オンライン / 対面(草木萌動、つくばルーム、水戸ルーム)

時間: 50分

料金: 11,000円

「最近、『心が静かだな』と感じたのはいつですか?」

その静寂は、今もあなたの中で、見つけてもらえるのを待っています。 一対一の穏やかな時間を、ご一緒しましょう。

予約サイト

下記リンクからお申し込みください。

SHARE
シェアする

ブログ一覧

ページの先頭へ